子どもの頃からエンジニアを目指していました。土木関係の大学を出ましたが、ミャンマーではあまりエンジニアの仕事はありません。日本語を学びながら日本語講師として働いていた時に建設組合から村上建設工業を紹介され、日本に行くことを決めました。

やはり言葉やコミュニケーションの不安はありました。テキストで勉強した日本語と、日常で使う日本語は違います。建設業界の専門用語も難しいです。今も日々の仕事と並行しながらオンラインで日本語を勉強しています。

日本の最先端技術が学べる環境で、新しいスキルを身につけられることが幸せです！
さまざまな現場を経験できるのも魅力ですね。会社の人たちもみんな親切で、使っていないテレビやパソコンなどの家電も譲ってくれました。プライベートでも困ったことがあると電話して相談しています。助けてくれる人がいるのでとても心強いです。

ミャンマーの家族に電話をしたり、日本語のオンライン授業を受けたりしています。故郷から持ってきた材料でミャンマーのお菓子を作ったりもします。日本でのお買い物も楽しくて大好きです！服やインテリア雑貨をよく買いに行きます。

日本の最先端技術を身につけて母国に帰り、インフラを整備したいです。ミャンマーの生活の質を上げて豊かな国にしたい。
そしていつかミャンマーで建設会社をつくることが夢です。日本では教科書で見た鎌倉の大仏や大阪城を見に行きたいです。この春は初めて見る日本の桜も楽しみにしています！